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どちらがおすすめ?デリカミニとハスラーを比較してみました!

2024.3.7  1.【オフィシャルブログ】, 8.【車種紹介】  , , , , , , , , , , , , ,

    

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三菱のデリカミニとスズキのハスラーはどちらもSUVライクなタフさがある軽自動車で、良く比較される車でもあります。今回この2つの車について様々な面から徹底的に比較していきます。

外観とボディサイズ

デリカミニは三菱のekクロススペースのマイナーチェンジモデルです。外観は、アウトドアでも街でも映えるデザインで、可愛さとカッコよさを両立させています。特徴的なフロントフェイスは、精悍な表情の中の半月型のLEDポジションランプが愛くるしさを感じさせます。ボディカラーはモノトーンが6色、ツートーンが6色と全12色で豊富になっています。シックなカラーのラインナップが多くなっています。

ハスラーはSUV感が強く、力強い印象の中にポップさも感じられるデザインになっています。全体的にスクエア感が強いボディに丸形ヘッドライトが印象的です。ボディカラーはモノトーンが5色で、ツートーンが8色の計13色になっています。シックなカラーから鮮やかなカラーまで揃っています。

デリカミニハスラー
3,395㎜全長3,395㎜
1800‐1,830㎜全高1,680㎜
1,475㎜全幅1,475㎜
4.8m最小回転半径4.6m

ボディサイズは、全長と全幅は同じ数値となっています。しかし全高はデリカミニの方が150㎜も高くなっています。最小回転半径はどちらも軽ということであまり変わりませんがハスラーの方が少しだけ数値が小さくなっています。

デリカミニ

ハスラー

室内空間

デリカミニのデザインのテーマは「日常に冒険を」。デリカミニは広い室内が魅力です。ハスラーよりも車高が高く、室内高も120㎜程高くなっています。その他も数値で見るとデリカミニの方が広めになっていることが分かると思います。ドアがスライドドアになっているので、開けると開放感があり、乗り降りもしやすくなっています。シートは撥水シートになっているので水汚れなどもサッとふき取ることができます。座面や背もたれの中央には段違いに編みこまれているような立体パターンの形状のとても凝ったデザインになっています。

ハスラーのインテリアデザインは「タフで機能的」、加えて「遊び心」を刺激することをコンセプトとしています。ハスラーも軽自動車としては狭くない室内空間をしているので窮屈すぎることはないでしょう。ハスラーの魅力は遊び心満載のデザインになっているインテリアです。ブラックを基調としたデザインで、インパネやシート、ドアなどに差し色が添えられています。ボディカラーに合わせて、バーミリオンオレンジ、デニムブルー、グレーイッシュホワイトの3色が用意されています。ピラーや天井にはホワイトが採用されていてることで開放感を感じることができます。また、インパネにはインパネカラーガーニッシュを採用していて、内装からギア感が満載になっています。

デリカミニハスラー
2,200㎜室内長2,215㎜
1,390-1,400㎜室内高1,270㎜
1,335㎜室内幅1,330㎜

デリカミニ

ハスラー

ラゲージルーム

デリカミニは、大開口ラゲージで、荷物を積み込みやすくなっています。車高が高くなっていることもあり、高さがあるものも積み込みやすいです。左右に分割して倒すことができるので荷物に合わせたアレンジが可能です。後席は最大320㎜スライドでき、またシートを倒すとほぼフラットになるため、大きめの荷物も積み込めます。荷室開口地上高が低く設定されているので、重い荷物の積み込みもしやすいです。

ハスラーは四人乗車時はそこまで広くありません。しかし、幅と高さはしっかりあり、後席をスライドさせることで十分な広さを確保することができます。ラゲッジスペースの底面素材は防水加工がされているのでアウトドアで汚れたものも載せられます。アンダーラゲッジもあり、取り外しも可能なので使い勝手も良いです。後席は左右に分割してスライドさせることができ、倒すとフラットにすることができます。地上高は高めに設定されているので重い荷物を載せるのは大変かもしれません。

デリカミニハスラー
奥行き355㎜~×
床面幅890~1,115㎜×
高さ1,080㎜
荷室サイズ奥行き290㎜~×
床面幅1,090㎜×
高さ900㎜
590-620㎜荷室開口地上高690-710㎜
1,050㎜開口幅1,010㎜

デリカミニ

ハスラー

安全性能

デリカミニは全車に8種類の運転支援機能が含まれた三菱e-Assistを標準装備しています。含まれているのは、衝突被害軽減ブレーキシステム・踏み間違い衝突防止アシスト・オートマチックハイビーム・標識認識システム・先行車発進通知・車線逸脱警報システム&車線逸脱防止支援機能・ふらつき警報・前方衝突予測警報の8つになります。デリカミニは政府が普及を推進する「サポカー」の中でも最上位の区分である「サポカーSワイド」の認定条件を満たしています。また、上位グレードになるとマイパイロットなど、さらに多くの安全機能が装備されるようになります。

ハスラーは全車に10種類の予防安全技術が含まれたスズキセーフティサポートを標準装備しています。含まれているのは、デュアルカメラブレーキサポート・後退時ブレーキサポート・誤発進抑制機能・車線逸脱警報機能・車線逸脱抑制機能・ふらつき警報機能・標識認識機能・ハイビームアシスト・先行車発進お知らせ機能・アダプティブクルーズコントロールになります。ハスラーもデリカミニ同様、「サポカーSワイド」の認定条件を満たしています。

走行性能と燃費性能

デリカミニは力強い走行ができ、高速道路でも加速が良く、直進性にも優れています。オンロードでも砂砂利などの未塗装の道路、オフロードでも不快な揺れがなく、安定性もかなり優れています。4WDは、ちょっと厚みのある専用のタイヤと、専用のチューニングを施したダンパーをそなえ、アウトドアでもストレスなく走行できます。プレミアムに装備されているマイパイロットを利用すると、速度設定と車線維持支援システムによって、ドライバーの負担が軽減されます。

ハスラーはパワフルな走りをすることができます。特に高速道路や山道などで力強い走りを実現します。4WD では雪道や山道などでもストレスがない走りをすることができます。ターボではパワーがあるために高速道路で余裕のある走りができ、軽自動車とは思えないストレスを感じない走りができます。4WDのスノーモードは雪道やアイスバーンでタイヤの空転を抑えるモードで雪道でもスムーズな走行ができます。ハスラーは最低地上高が180㎜とデリカミニよりも20㎜も高いことにより、悪路踏破性がかなり高くなっています。

燃費に関しては下の表を見てもわかる通り、かなりハスラーの方が数値が上回っていて、経済面に良いことが分かります。

デリカミニ
2WDG
デリカミニ
2WDTターボ
ハスラー
2WDHV
ハスラー
2WDHVターボ
19.0㎞/L19.2㎞/LWLTCモード25.0㎞/L22.6㎞/L
17.0㎞/L16.7㎞/L市街地モード22.9㎞/L19.7㎞/L
20.5㎞/L20.6㎞/L郊外モード26.4㎞/L24.4㎞/L
19.0㎞/L19.6㎞/L高速道路モード25.1㎞/L23.0㎞/L
22.2㎞/L22.4㎞/LJC08モード30.4㎞/L26.6㎞/L

まとめ デリカミニとハスラーはどんな人におすすめ?

デリカミニは車高が高く、室内空間・荷室ともに広い、そしてスライドドアを採用しているということで居住性がかなり良くなっています。アウトドアでも利用でき、安定性が良いので、アウトドアでも使いたいけど居住性も手放したくないという方におすすめの車になっています。

ハスラーはデリカミニより室内空間の広さや居住性では劣ってしまいますが、アウトドアでの使い勝手の良さ、悪路踏破性や燃費の面ではかなり優れています。走行性能や燃費性能を求める方にはおすすめの車になっています。


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