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トヨタのヤリスとホンダのフィットはどちらも同じ程度の大きさのコンパクトカーで、ボディの形も似通っています。今回の記事ではこの二台の車について、様々な面から徹底的に比較をしていきたいと思います。
外観とボディサイズ
ヤリスのデザインのコンセプトは「B-Dash!」。大胆(BOLD)に、活発(BRISK)に、そして美しく(BEAUTY)。鋭い加速で、弾丸のようにダッシュ!するイメージです。低重心でアクティブなビジュアルは今にも走り出してしまいそうに見えます。ボディカラーはモノトーンが8カラー、ツートーンが3カラーの全11カラーになっています。どれもシックでカッコイイカラーばかりになります。
フィットはグレードによって多少デザインが異なります。一番人気なHOMEはシンプルなデザインで街に馴染みやすく、親しみやすい表情のフロントマスクをしています。ライフサイクルに寄り添うをコンセプトに作られているので、老若男女どんな人の生活にもなじむことでしょう。ボディカラーはBASIC/HOMEで8カラー。シックなものからやわらかい色まで揃っています。
その他にはシンプルなベーシックグレードのBASIC、上質でエレガントなLUXE、スポーティーなRSとSUVっぽさを感じさせるCROSSTARがあります。
ヤリス
フィット


ヤリス | フィット | |
3940㎜ | 全長 | 3995-4095㎜ |
1695㎜ | 全幅 | 1695-1725㎜ |
1500-1515㎜ | 全高 | 1515-1570㎜ |
4.8m | 最小回転半径 | 4.9m |
ボディサイズはフィットの方が大きくなっています。見た目からもヤリスの方がかなりコンパクトに見えると思います。最小回転半径はヤリスの方が少しだけ良くなっていますがほぼ変わりません。
室内空間
ヤリスは無駄を徹底して省くことで室内の広さや快適さを確保しています。インパネ断面の薄型化、ステアリングの小径化をすることで室内の広さとスポーティーな印象を演出しているのが特徴です。シートはXGがヘッドレスト一体型、Zではセパレート型になっています。内装デザインは外装と同じくシックになっています。インテリアカラーはXはブラック、Gはブラックとトープ、Zはブラックとクレアトープとそれぞれ2色から選択可能になっています。ヤリスはどちらかというと前席重視、機能重視の車となっています。そのため、後部座席は狭いと感じるかもしれません。しかし、着席位置が高めなので、足の収まりはよく、座面が深く彫り込んでいるため、安定感のある乗り心地になっています。
フィットの室内で一番魅力的なのがフロントシートです。人の骨格を研究して作られたボディスタビライジングシートを採用していて、長時間座っていても疲れづらくなっています。リヤシートは厚みのあるパッドによって座り心地を高められています。また、フィットはホンダの独自技術である燃料タンクを前席下に設置して室内空間を広く取る「センタータンクレイアウト」 を採用し、コンパクトカーとは思えないほどの室内空間を確保しています。シートの座り心地と広い室内空間でロングドライブにも最適な車になっています。
ヤリス
フィット




ヤリス | フィット | |
1845㎜ | 室内長 | 1955㎜ |
1430㎜ | 室内幅 | 1445㎜ |
1190㎜ | 室内高 | 1260㎜ |
室内寸法はすべてフィットの方が数値が大きくなっています。コンパクトカーとは思えない室内空間を持っています。
ラゲージルーム
ヤリスの荷室は決して広いとは言えませんが、後部座席は6:4分割可倒式となっているので荷物に合わせたアレンジが可能です。ゴルフバッグ三つ程度までは積み込むことができます。また、2WDのグレード「Z」に標準搭載されている「アジャスタブルデッキボード」設置すれば、上段と下段に分けて活用することもできて便利です。このボードはさらにフラットにして安定感もアップできるため、載せたい荷物によって使い分けることができます。
フィットは、荷室開口地上高が低く、開口幅も広いため、荷物の積み込みが楽に行えます。後部座席を倒すと段差のないフラットな空間を作ることができます。また、後部座席を跳ね上げると最大128㎝の高さの収納スペースを生み出すこともできます。五名乗車時でも荷物は十分詰めるくらいの広さになっています。また、リアシートは4:6分割可倒式となっており、リアシートに人が乗車している状態でもラゲッジルームの拡大が可能です。
ヤリス
フィット




ヤリス | フィット | |
奥行き630㎜~× 床面幅1150㎜× 高さ692~831㎜ | 荷室サイズ | 奥行き660㎜~× 床面幅1150㎜× 高さ760㎜ |
700㎜ | 荷室開口地上高 | 610㎜ |
1000㎜ | 開口幅 | 1150㎜ |
209L | 容量 | 330L |
フィットの方がラゲージルームは広くなっています。
安全性能
ヤリスはミリ波レーダーと単眼カメラの2種類のセンサーを組み合わせ、高度な認識性能と信頼性を両立させた最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備しています。車両前方の車両や歩行者、自転車運転者を検知するプリクラッシュセーフティや、車線中央付近の走行を維持するようにステアリング操作をシステムが支援するレーントレーシングアシストなど、複数の安全装備が含まれています。
フィットは「Honda SENSING」が全車標準装備されています。衝突軽減ブレーキや、誤発進抑制機能、路外逸脱抑制機能など多数の安全機能が含まれています。
走行性能と燃費性能
ヤリスはアクティブな見た目からわかるように走行性能がとても良いです。ハイブリッドはスポーツカーに近いぐらいの軽快なコーナリングや、豪快なダッシュなどをキメることもできる車です。軽量で小ぶりな高剛性ボディであることにより、非常に小気味良い走りと、特にハイブリッドは圧倒的なまでの燃費性能を実現させています。頻繁な加減速や、曲がり角の多い街中でも思いのままに操ることができます。
フィットは過酷な使用環境の中でドライバーが安心して運転を行い、乗り心地も両立させることを目的とし開発が進められました。路面からタイヤを通じて伝わってくる衝撃を、スプリングとダンパーで効率よく受け止めます。精度と剛性感にこだわった造りになっているので、低速域から高速域まで高い質感の走りが楽しめます。素直な走行フィールでドライブできるのが新型フィットの特徴です。また、車内が静かで快適に走行することができます。
ヤリス (ガソリン2WDX) | ヤリス (HV2WDX) | フィット (ガソリンBASIC) | フィット (e:HEVBASIC) | |
21.3㎞/L | 36.0㎞/L | WLTCモード | 18.7㎞/L | 30.2㎞/L |
15.9㎞/L | 37.3㎞/L | 市街地モード | ─ | ─ |
22.4㎞/L | 40.4㎞/L | 郊外モード | ─ | ─ |
24.0㎞/L | 33.1㎞/L | 高速道路モード | ─ | ─ |
燃費はフィットの方はあまりカタログデータがないのですが、WLTCモードで比較して、かなりヤリスハイブリッド車の燃費が良いことが分かると思います。
まとめ フィットとヤリスがおすすめなのはこんな人!
フィットとヤリスはサイズ感は似通っているものの、車としてのキャラクターは被っていません。
フィットの強みはドライブ中の心地よさや快適さにあります。疲労しづらいシートや室内の静かさ、室内の居住性など、運転を快適にしてくれます。普段使いの車ということでしたらフィットを選んで間違いないでしょう。
対してヤリスはハイブリッドの強みをいかした燃費性能や走行性能に強みがあります。心地よい走りをしたいなど、走行性能を重視するならばヤリスでしょう。後部座席は広くないものの、二人乗りの車として使うならば問題はありません。
