普段使いしやすく低コストで人気のコンパクトカー。ファミリーカーとして、あるいはちょっとしたお出かけに、車を探している方にピッタリの車です。
そんなコンパクトカーの中で、燃費が良いのはどの車種なのでしょうか?
燃費についても改めてご紹介しながら、低燃費のコンパクトカーを比較していきます^^
燃費とは?どんな車が「燃費が良い」のか?
そもそも車の燃費とは自動車のエネルギー消費効率のことであり、「1Lの燃料で何km走行できるか」を示します。燃費が25㎞/Lであれば、1Lの燃料で25㎞の走行が可能ということになりますね。
注意点としては、燃費には「カタログ燃費」と「実燃費」という2種類があり、同じ車でも数値が大きく異なります。
カタログ燃費とは、自動車メーカーが所定の審査基準に応じて測定した公式な燃費のことです。同一基準のもとで計測しているので、車種同士の燃費を比較するときに役立ちます。
実燃費とは、実際の運転を基に測定した燃費のことです。そのため、その車に実際に乗り始めてからの燃費をおおよそ知ることができます。
燃費は車種により異なりますが、比較的燃費のいい車の種類があります。
その一つが、2つ以上の動力源をもつハイブリッド車です。ハイブリッド車の多くは、ガソリンを動力源とする「ガソリンエンジン」、電気を動力源とする「モーター」のハイブリッドシステムが搭載されています。
また2WDの車は4WDの車に比べて燃費が良い傾向にあります。
2WDとは駆動方式のひとつで、前輪または後輪の2輪に動力が伝わるものを指します。一方4WDとは、4輪すべてに動力が伝わります。未舗装路や雪が積もった道、凍結した道などの悪路も走行できる一方で、2WDより重量がある分、同じ車種・グレードであっても、燃費性能が下がるといった傾向にあります。
低燃費の車を選ぶメリット
燃費がいい車の最大のメリットは、車の維持費を抑えられることです。車の維持費の大部分を占めるのがガソリン代で、近年はその値上がりも家計を圧迫しています。低燃費の車であれば少ないガソリンで長距離を走ることができ、ガソリン代を抑えて節約することが可能です。
また、燃費の良い車は環境に優しいこともメリットのひとつです。燃費が良い車は消費するガソリンが少なく、さまざまな環境問題を引き起こす排気ガスの量を削減できます。
燃費がいいコンパクトカー
ではここから、コンパクトカーに分類される車の中から特に燃費がいい車種を紹介していきます。
トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリスは、ハイブリッド車が35.4~36.0km/L(WLTCモード)と高い燃費性能が特徴のコンパクトカーです。ハイブリッド車としては世界トップレベルであり、燃費を重視したい方に向いています。
魅力は燃費だけではありません!アクティブでスポーティーなエクステリアも人気を博しています^^
インテリアの配色やシートの材質はグレードにより違いがありますが、いずれもシンプルな色遣いと上質な素材間のある、落ち着いた内装となっています。
コンパクトカなボディで小回りが利き、スムーズな発進と思い通りに走行できる操舵性を実現。燃費性能、お手ごろな価格、安定した走りといった、様々な性能のトータルバランスが取れた車であることが何よりの魅力です♪
トヨタ アクア

トヨタ アクアは、燃費が33.6~35.8km/L(WLTCモード)と、こちらもクラストップの燃費性能を誇るコンパクトカーです。サイズや性能が似た「ヤリス」と比較されるアクアですが、「ガソリン車」の有無と外観・内装のデザインが異なります。
アクアは、スポーティでスマートなデザインが特徴的で、ボディのラインが美しく流れています。
Toyota Safety Senseやナビゲーションシステム、スマートキーなどが標準装備されているのもうれしいポイントです♪
またアクアには、全グレードに給電システムも標準装備されており、最大消費電力の合計が1,500W以下の電化製品を使用できます。
ホンダ フィット

「e:HEV(イーエイチイーブイ)」は、EV車に近いハイブリッド車のことです。
街中を走行するときはほとんどモーター走行し、高速道路ではエンジンで力強く走行するなど、状況に応じて最適な走りを実現します。
e:HEVは燃費性能の向上に加えて、快適で爽快な走りが楽しめることも特徴です。電気の力でよりパワフルな走行ができるため、アクセルを踏み込めば軽快な加速を楽しめます。
「e:HEV」の最大の特長は「EVドライブモード」、「ハイブリッドドライブモード」、「エンジンドライブモード」と3つのドライブモードがあることです。
これら3つのドライブモードを上手に使い分けて、最適なドライビングを実現してくれます。
ニッサン ノート

ニッサン ノートは優れた燃費性能や走行性能が魅力のコンパクトカーです。2020年12月〜の現行モデルは全車にe-POWER(ガソリンエンジンとモーターを融合した電動パワートレイン)を搭載しています。
ノートのWLTCモード カタログ燃費は、2WDで28.4km/L、4WDで23.8km/Lです。
ノートは、電気自動車のような力強い加速性、なめらかな減速制御、静かな走行音が特徴で、さらには自動車安全性能JNCAP最高評価「ファイブスター賞」も獲得しています。安全性能には定評があります。発進・追い越しでもスムーズに加速し、エンジン音が気にならないので、長距離の運転でも乗り心地がよいでしょう。
燃費一覧
車種名/グレード名 | 燃費 (WLTCモード) | 参考価格・在庫情報 (2023年6月現在) | ガソリン車 有無 |
トヨタ ヤリス HYBRID X 2WD | 36.0km/L | 119.8万円~ 【中古・チョイ乗り】 | 〇 |
トヨタ アクア B 2WD | 35.8km/L | 169.8万円~ 【登録済未使用車】 | × |
ホンダ フィット e:HEV BASIC 2WD | 30.2km/L | 169.8万円~ 【登録済未使用車】 | 〇 |
ニッサン ノート e-POWER S 2WD | 28.4km/L | 189.8万円~ 【登録済未使用車】 | 現行モデル (2020年12月〜) からは 全車e-POWER搭載 |
以上、いかがだったでしょうか?
燃費は車のサイズ、機能、デザインなどと並んでぜひとも吟味したいところです。
気になる車があれば、お気軽に当店までお問い合わせください!