運転免許を取得した多くの大学生の憧れともいえるのが、初めてのマイカー。なかにはお金の不安などから「今はまだいいや」とあきらめている人も多いのでは?しかしマイカーがあることで行動範囲はぐっと広がり、大学時代の自由な時間をより充実させてくれることは間違いありません!
今回はそんな大学生に向けて、おすすめの車はもちろん、お財布とも上手に向き合う車選びのポイントをご紹介します!新社会人、初めてのマイカーを探している方も必見です!
車にまつわるお金のハナシ
自動車の保有には、車体を購入する費用だけではなく、税金や保険、メンテナンスなどの費用がかかります。一方で時間に縛られず移動できる、公共の交通機関を使う必要がないなど、車を持つメリットもたくさん。維持費と賢く付き合って、ぜひ充実のカーライフを楽しみましょう。
自動車の維持費
車検代・整備
車検は「道路運送車両法」によって義務付けられた法廷検査。2年に1度(新車購入からは3年後)受ける必要があり、維持費の中でも高額になりやすい費用です。目安としては軽自動車なら5万円~7万円ほど、普通車のコンパクトカーであれば7万円~10万円ほどとなります。
また車検時には合わせて「自動車重量税」を支払います。車検代の総額は軽自動車より普通車の方が高く、普通車でも車両重量が重いほど高額になります。
その他、タイヤやオイルといった消耗品の交換、故障した際の修理費がかかることも把握しておきましょう。
税金
車の所有者には、先に述べた「自動車重量税」のほかに「自動車税(種別割)」が課せられます。普通車の場合は「自動車税(種別割)」、軽自動車の場合は「軽自動車税(種別割)」を支払い、車種や排気量、用途、所有年数により納付税が異なります。
普通自動車車は排気量が大きいほど税額も上がり、年間で3~10万円程度、軽自動車であれば1万円程度となります。毎年の維持費をできるだけ抑えたいのであれば、軽自動車がおすすめです。
自動車保険
車の所有者が法律により加入を義務付けられている「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」は、事故の相手に対する「対人補償」には対応していますが、自分の怪我や物損事故については補償されません。補償額は4,000万円が上限額と必要最低限の内容のため、一般的には「任意保険」にも加入します。
任意で加入する自動車保険は契約者の事故実態に応じて1~20(または22)までの等級に分けられ、この等級や補償範囲により異なります。大学生の場合は6等級からスタートとなり、保険料は月1万円~2万円程度が想定されます。
日常的な出費
車の所有・走行にかかる費用として、ガソリン代・駐車場代・各種有料道路の通行料金などがあります。ガソリン代は車の燃費性能によって大きく変動し、駐車場代であれば居住地域によって大きく異なります。日常的にかかるものの節約につながる出費でもあるため、事前にしっかり調べておくことをおすすめします!
価格の見方について ―総額表示とは?
ここまで車の維持費についてみてきましたが、もちろん気になるのは車の本体価格ですよね。せっかくマイカーを持つなら気に入った車を選びたいところ。そこで選択肢には中古車が入ってくるかと思います。
そこで知っておきたいのが、2023年10月から義務化された中古車の「総額表示」です。中古車の支払総額とは、車両価格と諸費用を合計した費用のことです。税金や車検の点検・整備費用が車両価格に上乗せされ、表示されているよりも高額の支払いになる、というケースを防ぐ目的で義務化されました。
支払総額には自賠責保険料、税金に関する費用、登録に伴う費用(代行手数料など)が含まれます。「思っていたより高い支払いをすることになった」ということがなく、消費者にとって安心のルールです。一方で任意保険料や希望ナンバーの申請・取得などの法定費用、下取り・納車費用などの登録費用などは支払総額には含まれませんので、注意しましょう。不安な点は販売店に問い合わせると安心です。
用途別に紹介!大学生におすすめの車
コンパクトカー/軽自動車
―通学、近所での買い物、デートなどの街乗りに
主な使用用途が通学、近所での買い物、デートなどの街乗りである場合は、比較的維持費を安く抑えることができる軽自動車やコンパクトカーがおすすめです。ボディサイズが小さく、都市部の狭い道でも安心です。
ワゴンR

ハイトワゴンタイプの軽自動車です。室内長は軽自動車トップクラスで、室内空間は広々。誰にでも馴染みやすいデザインも魅力です。
車両本体価格が安いうえに、エントリーモデルで24.4km/L(WLTCモード)と燃費性能も高く、初期費用・維持費ともに安く抑えられます。
アルト

こちらも手の届きやすい車両本体価格が魅力の軽自動車。角のとれたフォルムが柔らかい印象で、男女を問わず選ばれています。
高さを活かした車内空間は、軽自動車にもかかわらず狭苦しさを感じさせず、フル乗員でも快適に過ごせます。運転しやすい車体サイズと「スズキセーフティサポート」搭載で、免許を取りたてでも安心です。
セダン/ステーションワゴン/コンパクトSUV
―帰省、ロングドライブに
「帰省や旅行のため長距離を運転する」、「趣味としてドライブを楽しみたい」、といった場合には、車の“走り”・走行性能を重視して選ぶとよいでしょう。セダン、ステーションワゴン、コンパクトSUVなどが選択肢として考えられます。
ヤリス

エントリーモデルの燃費は20.2㎞/L、ハイブリッド(Xグレード)の燃費は36.0㎞/Lと、世界トップレベルの低燃費を誇ります。
新プラットフォームの採用により安定した操縦性を実現しており、快適な乗り心地を楽しめます。総合的にレベルの高いコスパに優れたコンパクトカーです。
ライズ

全長は約4mとコンパクトながら、そのフォルムが力強さを演出します。コンパクトカーでも存在感のある1台が欲しい人におすすめ。
大径ホイールとタイヤはダイナミックさと悪路走破性を備え、雪道や山道といった悪路でもしっかり走れます。大容量のラゲッジや便利なシートアレンジなど、キャンプなどのレジャーにも適しています。
ミニバン/SUV
―大人数でのドライブ、キャンプ、レジャーに
「友人やサークルの仲間を乗せて出かけたい」、「アウトドアレジャーが好き」、という場合は、積載能力をよく吟味して選びましょう。何人乗れるのかはもちろん、後部座席でもゆったりと過ごせるか、レジャー用品を積むスペースがあるかなど、事前にイメージしておくと役立ちます。おすすめはミニバン、ハイトワゴン、SUVなどです。
N-BOX

2022年まで8年連続販売台数トップを誇る人気車種。スーパーハイトワゴンに分類され、軽自動車ながら広々とした室内空間を実現しています。
友人を乗せて出かけたり、泊りで旅行を楽しむといったシーンで便利な車です。フロントの見晴らしも良く、走行性能の高さにも定評があります。
ソリオ

ボディの重さが1,000㎏未満と軽量に作られていて機動性に余裕があり、燃費性能にも優れています。後席両側にスライドドアを採用しており、使い勝手も抜群。
車内・ラゲッジにゆとりがあり、多彩なシートアレンジも可能です。アウトドアを含む様々な場面で便利な1台です。
ハスラー

街乗りから山道など幅広い路面で高い走破性を持つクロスオーバーSUVタイプの軽自動車。WLTCモードで最大25.0Km/Lと燃費性能にも優れています。
ポップで個性的なデザインが特徴的。広い居住空間やフラットに倒せるシートアレンジなど、アウトドアを楽しめるよう工夫された設計となっています。
最後に
さて、気になる車は見つかったでしょうか?
初めての車選びには不安がつきもの。販売店を選ぶ際は、販売実績や在庫状況、サポート体制などもチェックしておくと安心です。
アクティブコレクションでは、お客様一人一人に合った車選びをお手伝いいたします!気になる車は実物もご覧いただけますので、是非お気軽にご来店ください!
